深層外旋六筋とは
2026/05/01
―小さいけれど、とても重要な筋肉です ―
股関節の奥には、あまり知られていないけれど
とても大切な筋肉のグループがあります。
それが「深層外旋六筋(しんそうがいせんろっきん)」です。
名前の通り、股関節を外に回す働きを持つ筋肉ですが、
実はそれ以上に「関節を安定させる」という大きな役割を担っています。
深層外旋六筋とは?
深層外旋六筋は、股関節の奥にある6つの小さな筋肉の総称です。
・梨状筋
・内閉鎖筋
・外閉鎖筋
・上双子筋
・下双子筋
・大腿方形筋
これらは大きく動かす筋肉ではなく、
関節の位置を細かく調整する“コントロール役”のような存在です。
大きな筋肉とは違う働き
お尻には、大殿筋のような大きな筋肉があります。
これらは
・立つ・歩く・踏ん張る
といった「力を発揮する動き」に関わります。
一方、深層外旋六筋は
・関節がズレないように支える
・動きのブレを抑える
・ 必要な方向へ正確に導く
といった「安定」と「精密な動き」に関わります。
いわば
体の土台を静かに支えている筋肉です。
働きが低下するとどうなるか
深層外旋六筋がうまく働かなくなると、
股関節の安定性が低下します。
その結果として
・骨盤が不安定になる
・腰や膝に負担がかかる
・歩き方がブレる
・疲れやすくなる
といった変化が出やすくなります。
表面の筋肉をいくら鍛えても、
この“土台”が抜けていると、体はうまくまとまりません
骨盤底筋との深い関係
深層外旋六筋は、
骨盤の内側にある「骨盤底筋」とも密接に関係しています。
股関節の安定が保たれることで、
骨盤の位置も整いやすくなり、
結果として骨盤底筋も働きやすくなります。
逆に言えば
👉 股関節が不安定
👉 骨盤がぐらつく
こうした状態では、
骨盤底筋もうまく力を発揮できません。
つまり
深層外旋六筋は、骨盤底筋の“外側からの支え”でもある
ということです。
どうやって働かせるかが大切
深層外旋六筋は、小さく繊細な筋肉なので
強く鍛えるというよりも
・正しく使える状態をつくる
・他の筋肉と連動させる
ことが重要になります。
特に
・呼吸
・骨盤の安定
・股関節の位置
このあたりと連動させることで、
自然と働きやすくなっていきます。
まとめ
深層外旋六筋は
・股関節の安定をつくる
・骨盤の土台を支える
・骨盤底筋とも連動する
とても重要な筋肉です。
目立たない存在ですが、
この筋肉が働くことで、体全体のバランスは大きく変わります。
体は、大きな筋肉だけで動いているわけではありません。
こうした“見えにくい支え”が整ってはじめて、
安心して力を発揮できる状態になります。
日々のケアの中で、
少しだけ体の奥にも意識を向けてみてくださいね。
今日もお読みいただき、
ありがとうございました。
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